■賃貸物件の選び方
お部屋を決める3大条件は、ずばり家賃・場所・間取りです。
中でも、まず一番考えなくてはいけないことは「家賃の限度額」です。
賃貸物件の家賃(共益費や駐車場代を込める)は自分の1ヶ月の収入のおおよそ3割程度に収めるのが良いと言われています。
もちろん、娯楽費などが多いと思う人は2割程度に収める方が良いでしょう。
次に考慮すべきことは「立地条件」です。
やはり通勤通学をしやすいところであることが重要です。
地図上だけで場所を決定するのではなく、実際に賃貸物件の場所から会社や学校まで行ってみて、立地の善し悪しを実感してみる方が良いでしょう。
間取りに関しては、現在だけでなく、将来のことまでよく考えて決めるべきです。
■賃貸で掛かる初期費用
●礼金:0~2ヶ月
大家さんへのお礼金
●敷金:1~3ヶ月
預け金。退去時に、滞納家賃、契約書に定められた補修費用を差し引かれて帰ってくる。
●前家賃:1ヶ月
家賃支払い方法が「前家賃」となっている契約の場合は、翌月の家賃を契約時に支払う。
●日割家賃 :最大1ヶ月
契約月の月末までの家賃。前家賃とあわせると最大で約2ヶ月となる
●仲介手数料:原則1ヶ月
不動産会社に支払う「紹介料」。
●保険料:1万5千円~2万円
火災保険に加入することが入居の条件にされていることがほとんど。通常は2年に一度。
●鍵交換費用:1~2万円
入居する時に鍵を新しい物に交換。最近は物騒なので原則応じておいたほうが良い。
■内見のポイント
1.築年数(建築年月日)確認と部屋の雰囲気に騙されないように
2.収納部分で工事過程を垣間見る事ができる
(見えない部分なので、もしかしたら建築時の手抜きを発見することも。内見時にはこうしたところ もしっかり見ましょう。)
3.水まわりはしっかり念入りに見る事
4.ニオイを気にして観察する事
5.壁の遮音性
6.ベランダ・日当たりをチェック
7.道路状況は、時間・曜日を変えて何度も見る
8.周りの住人の質を確認する
9.階下のコンビニや公園近くにあるところはもう一度考える事
■契約までの流れ
step 1 申込み
「申込書」に本人勤務先・保証人勤務先等々を記入します。
保証人は、親族(原則、ご両親)で固定収入がある方となります。
申込時、申込金(通常賃料の1ヶ月分)が必要なケースもあります。
物件により別途保証会社に入会するケースもあります。
→申込金は、契約金精算時に精算されます。
step 2 入居審査
オーナー審査と管理会社審査。
本人確認・保証人確認の電話が入ります。
事前に保証人さんには連絡しましょう。
審査の段階で、収入証明書等が必要なケースがあります。
step 3 審査 OK
step 4 契約日設定
賃料発生日までに契約に行ける日時を設定します。
必要書類を準備。契約金額確認。
step 5 契約
基本的に管理会社にて契約
契約内容確認の上、署名・捺印。
契約時必要書類 (代表的な必要書類)
・本人住民票 ・本人認印 ・本人収入証明書
・本人身分証明書 (運転免許証orパスポート)
・連帯保証人印鑑証明書 ・保証人確約書(指定書式有)
・連帯保証人収入証明書
・賃貸契約金(前日までに振込でもOK)