固定資産税の「評価額替え」とは、固定資産税の評価額を適正な時価に見直す
作業を言います。
本来であれば、毎年適正な時価を調査し、固定資産税の評価額を見直すのが
正しいのでしょうが、日本国内の土地、建物(家屋)について毎年度評価を
見直すことは、実務的にも費用面においても現実的でないこと、また課税事務の
簡素化を図り徴税コストを最小に抑える必要もあることなどから、土地と家屋
については「3年毎」に評価額を見直す制度がとられております。
前回の評価替えが3年前の平成27年でしたので、今年は評価替えの年となります。
ここ3年は、平成27年度の価格が据え置かれていました。
今回の評価替えでは固定資産税評価額の増額が見込まれます。
固定資産税の評価額が上昇すると、毎年の固定資産税等が増加することや、
名義書換えの登記費用が増加します。
固定資産税の納税通知書は、各市区町村により異なりますが、5~6月くらいに
各家庭に送付されてきます。
納税通知書が届いたら固定資産税の税額や評価額を確認してみて、どれだけ
評価額に変化がり、固定資産税額に影響があったのか確認してみると良いと
思います。
【売買担当のひとり言】
評価替えが行われてから早3年です・・・。
前回の評価替えの時期は平成27年ですが、この3年間で不動産の上昇幅は
著しく今回の評価替えが若干恐ろしくなりそうです。
なんで、って前回の評価替えの時期過去3年、いや平成19年のサブプライム
ローンやリーマンショックなどによる景気停滞、東日本大震災によって
不動産の買い控えなど、景気全体が落ち込んでいた時期です。
平成24年の第2次安倍政権からアベノミクスやオリンピック開催決定により
若干の景気回復が見受けられた時期で平成27年の評価替えを迎えました。
ただ。平成27年の評価替えでは前回の平成24年と同じ評価額で据え置かれ
ましたが、今回の見直しでは据え置きではなく上がる可能性が高いといわれてます。
それでだけ、ここ数年で景気が回復したことによるってことだと思います。
※そんなに変わってないと感じるのは私だけでしょうか・・笑
評価替えが行われると不動産価格にも影響が出そうですが、まずは
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