日本橋駅

中央区 日本橋駅地域情報

【日本橋】
日本橋は江戸時代、五街道の起点として定められ各地から人々や物産が集まり、日本経済の中心として発展していきました。
三井越後屋呉服店(現在の三越)や白木屋(現在の東急百貨店)など、現在まで続く老舗も日本橋で開業しました。

今日も商業・金融・職人の街として発展を続ける日本橋をご紹介していきます!

■日本橋駅■

日本橋駅B3出口日本橋駅B6出口 
▲日本橋駅B3出口         ▲日本橋駅B6出口 

日本橋駅C4出口日本橋駅D4出口 
▲日本橋駅C4出口         ▲日本橋駅D4出口

1932年に東京地下鉄道(のちの東京メトロ銀座線)が開業。現在は、東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線が乗り入れています。

■日本橋■

日本橋(三越側より)①日本橋(三越側より)②日本橋(日本橋側より)①日本橋(日本橋側より)② 

日本橋といえば、やはりここですよね。
日本橋は1603年(江戸幕府開府の年)に架けられて以降19回架け替えられました。
現在の日本橋は20代目で、1911年に架け替えられたものです。

日本橋麒麟①日本橋麒麟②
▲麒麟の像

日本橋獅子①日本橋獅子②
▲獅子の像

日本橋の燈柱には、麒麟と獅子の像があります。
この麒麟は想像上の生き物で、東京の繁栄を意味しているそうです。
東野圭吾さんの推理小説「麒麟の翼」はまさにこの麒麟を示しています。そういえば「新参者」という作品も日本橋を舞台にした作品でしたね。
また、獅子はというと、手向山八幡宮(奈良県)にある狛犬などを参考にして製作されました。
狛犬同様、守護を意味しています。獅子の前足が掛かっているのは、東京都の紋章だそうで、東京を守る役割を担っているのですね。

ちなみに、燈柱にある銘板に刻まれた「日本橋」「にほんはし」の文字は、江戸幕府最後の将軍徳川慶喜が書いたものだそうですよ!

日本橋川①日本橋川②
▲日本橋川 神田川や隅田川などと繋がっています。

■東京水辺ライン 日本橋発着場■

東京湾クルージング①東京湾クルージング②東京湾クルージング③東京湾クルージング④

日本橋のたもとにある発着場。
さまざまな船がツアーを実施しており、水上散歩を楽しめます♪

■日本国道路元標広場■

日本国道路元標①日本国道路元標②
日本国道路元標③日本国道路元標④ 

五街道((東海道・中山道・日航道中・奥州道中・甲州道中)の起点となる「日本国道路元標」。
日本橋の中央が国道の起点と定められ、日本国道路元標のプレートが埋め込まれています。
この広場のプレートのレプリカです。
「東京まで〇km」の「東京」とはこの地点のことを指すのですね。

里程標①里程標②
▲里程標

里程標とは、距離を記して道路や線路の脇に建てた標識のことです。
北から南まで色んな都市の距離が記されています。

■日本橋橋詰広場■

日本橋橋詰広場①日本橋橋詰広場②日本橋橋詰広場③日本橋橋詰広場④ 

日本橋を三越側から日本橋川へ渡ったところにあります。

■日本橋郵便局■
所在 : 日本橋1-18-1
営業時間 : 郵便窓口 平日9:00~19:00、土9:00~17:00(日休日取り扱いなし)
       ゆうゆう窓口 平日・土・日休日 7:00~21:00
       貯金窓口 平日9:00~18:00(土日休日取り扱いなし)
       ATM     平日8:00~21:00、土9:00~19:00、日休日9:00~18:00
       保険窓口 平日9:00~18:00(土日休日取り扱いなし)

日本橋郵便局①日本橋郵便局②日本橋郵便局③日本橋郵便局④
▲金色のポスト               ▲入口に埋め込まれたプレート

日本橋は、道路の起点というだけでなく、郵便発祥の地でもあります。
1871年、それまでの飛脚制度に代わり近代郵便制度が発足し、交通利便性に優れたこの地に
駅逓司(えきていし=のちの郵政省)と郵便役所(現在の東京中央郵便局)が置かれました。
日本橋郵便局の入口には、郵便創業90周年を記念して、近代郵便の父「前島密」の胸像が置かれています。

郵便発祥の地
▲前島密の胸像

■東京証券取引所■
所在 : 日本橋兜町2-1 東京証券取引所ビル

東京証券取引所①東京証券取引所②東京証券取引所③東京証券取引所④東京証券取引所⑤東京証券取引所⑥ 

東京証券取引所は、1949年に証券取引法により東京に設立された日本最大の金融商品取引所です。
国の機関と思う方もいらっしゃると思いますが、東京証券取引所は「株式会社」なのです。
見学もできますので、株に興味のある方はぜひ!

■鎧橋■

鎧橋①鎧橋②鎧橋③鎧橋④鎧橋⑤鎧橋⑥ 

鎧橋は、日本橋川に架かる橋です。1872年、三井家などが木橋を架けたのが始まりだそう。現在の橋は、1957年に架け替えられたものです。
鎧橋の名称の由来となった出来事を紐解くと、平安時代源頼義の東北遠征まで遡ります。
頼義が東北遠征へ行く際ここで暴風雨に遭い、海へ鎧を沈めて龍神に祈ったところ、暴風雨が止み川を渡ることができたといいます。このことからこの辺りを「鎧が淵」と呼び、ここにできた渡し場を「鎧の渡し」と呼ぶようになりました。

■海運橋■

海運橋①海運橋②海運橋③海運橋④

海運橋は、楓川(もみじがわ)が日本橋川に合流する入り口に架けてあった橋です。
江戸初期には「高橋」と呼ばれていたようですが、明治維新後「海運橋」と改称されました。
1875年木橋から石造のアーチ橋に架け替えられましたが、1923年関東大震災で崩壊。1927年に新しい橋が架けられるも、楓川埋め立てに伴い、1962年に撤去されました。

■第一国立銀行跡・銀行発祥の地■
所在 : 日本橋兜町4-3

銀行発祥の地①銀行発祥の地②銀行発祥の地③銀行発祥の地④銀行発祥の地⑤銀行発祥の地 兜町歴史地図

日本で最初の近代的銀行である第一国立銀行(現みずほ銀行)は、1873年に渋沢栄一氏が中心となってこの地に開業しました。この周辺には、日本で最初の株式取引所(現東京証券取引所)など多くの会社が設立され、兜町は日本経済の中心地となりました。
銀行発祥の地である場所は現在、みずほ銀行兜町支店があります。ビルの壁には、銀行発祥の地のパネルが展示されています。

■一石橋(いちこくはし)■

一石橋①一石橋② 

日本橋川に架かる橋です。2002年に中央区民文化財に登録されました。
一石橋の名称の由来ですが、江戸時代橋の北と南にそれぞれ後藤さんの家があったそうで、
「後藤と後藤」→「5斗と5斗=一石」ということで、なんと洒落からきているそうです!
ちなみに、斗(と)や石(こく)というのは当時使われていた単位です。

■一石橋迷子のしらせ石標■
所在 : 八重洲1-11

一石橋迷子しらせ石標①一石橋迷子しらせ石標②

一石橋のたもとにある石標です。
江戸時代、この地から日本橋にかけては盛り場で迷子も多かったようです。迷子が出た場合、町内で責任を持って保護することになっており、町人たちが資金を出し合い1857年に建てました。
迷子になった子供の情報を貼り出し、通行人に知らせるために使用しました。

■竹久夢二港屋跡■
所在 : 八重洲1-2

竹久夢二港屋跡

竹久夢二は大正ロマンを代表する画家・詩人で、この近くに港屋絵草紙店を開き、自身のデザインした版画や封筒、絵葉書などを販売していました。その業績を讃え、記念碑が設置されました。

■日本橋高島屋■
所在 : 日本橋2-4-1
営業時間 : 10:30~19:30
       B2F・8Fレストラン街は11:00~21:30

日本橋高島屋①日本橋高島屋② 

2009年に日本橋高島屋は百貨店建築初の重要文化財の指定を受けました。
建築以来80年以上が経った今でも、当初の姿を保っています。

■COREDO日本橋■
所在 : 日本橋1-4-1
営業時間 : ショップ・サービス(1F~3F) 平日・土 11:00~21:00
                       日・祝 11:00~20:00
       トモズ(1F) 平日 8:00~21:00
              土・日・祝 10:00~20:00
       レストラン(4F) 平日・土 11:00~23:00
                 日・祝 11:00~22:00
       デリ・フード(B1) 平日・土 10:00~22:00
                  日・祝 10:00~21:00

COREDO日本橋①COREDO日本橋②COREDO日本橋③COREDO日本橋④ 

2004年にオープンした複合施設です。
COREDO日本橋の名称の由来は、英語で「CORE(核の意)」と「EDO(江戸)」をつなげた造語からきているそうです。日本橋が東京(江戸)の商業の核になるとの想いが込められています。

■たいめいけん■
所在 : 日本橋1-12-10
営業時間 : 1F 平日・土曜 11:00~21:00(L.O.20:30)
         日曜・祝日 11:00~20:30(L.O.20:00) 
       2F(ご予約) 昼の部 11:00~15:00(L.O.14:00)
              夜の部 17:00~21:00(L.O.20:00)
定休日 : 1F 1/1~1/2
      2F(ご予約) 日曜・祭日

たいめいけん 

日本橋たいめいけんは昭和6年創業の洋食屋です。
1Fはカジュアルな洋食レストラン、2Fは本格的な洋食レストランになっています。
3代目のシェフは、最近テレビでよく見かけますよね♪
とても有名な老舗です。ぜひ訪れてみてください!

■名水白木屋の井戸■
所在 : 日本橋1-6-7

名水白木屋の井戸①名水白木屋の井戸② 

江戸時代、周辺一帯の井戸水は海水交じりで飲料に適さず、住民は苦しんでいました。
1711年に白木屋2代目当主の大村彦太郎は私財を投じて井戸掘りに着手し、その翌年井戸の中から
1体の観音像が出たのを機に、清水が湧き出したと伝えられています。
以来、「白木名水」とうたわれてきました。
この石碑は、日本橋1丁目交差点にあったものを2004年に移設再現したものです。
東京都指定旧跡となっています。

■漱石名作舞台の碑■
所在 : 日本橋1-6-7

漱石名作の舞台②漱石名作の舞台① 

夏目漱石の作品には日本橋の地が多く登場しているのでと早稲田大学が働きかけ、この地に石碑が建立されました。
先にご紹介した、「名水白木屋の井戸」の石碑の隣にあります。

名水白木屋の井戸・漱石名作の舞台
▲名水白木屋の井戸と漱石名作舞台の碑はCOREDO日本橋アネックス広場に建てられています。

■日本橋さくら通り■

日本橋さくら通り

1936年に植樹されましたが戦災で焼失し、1956年に改めて植樹された際「さくら通り」と名付けられました。
満開になると桜のトンネルのようになります。

■於満稲荷神社■
所在 : 日本橋3-3周辺

於満稲荷神社①於満稲荷神社②於満稲荷神社③

於満稲荷神社の「於満」とは、徳川家康の側室お万の方様のことだそうです。
お万の方様は、徳川御三家初代のうち二人(頼宣、頼房)を産みましたが、家康の死去後落飾して養珠院という院号になりました(於満稲荷神社の目の前の通りは「養珠院通り」といいます)。
於満稲荷神社の周辺には、かつて幕府の休憩所があったと言われています。
当時お万の方様は神仏寄進のため、日本橋界隈に物資調達に訪れ、日本橋地域の商業の発展に貢献したそうです。
お万の方様のお人柄に魅了された江戸の商人たちが、お万の方様の死去後於満稲荷神社を建立しました。
於満神社はビルの間に佇んでおり、うっかり通り過ぎてしまいそうになりますのでご注意を!

■日本橋南郵便局■
所在 : 日本橋2-2-10
営業時間 : 郵便窓口 平日9:00~17:00(土日休日取り扱いなし)
       貯金窓口 平日9:00~16:00(土日休日取り扱いなし)
       ATM     平日7:00~23:00、土8:00~21:00、日休日9:00~19:00
       保険窓口 平日9:00~16:00(土日休日取り扱いなし)

日本橋南郵便局 

日本橋は五街道の起点であり、江戸・東京の商業中心地・日本の経済の中心地として栄えてきた歴史・伝統豊かなエリアです。

以上、日本橋駅周辺の地域情報でした。

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