【銀座】
日本一の繁華街であり、日本一地価の高い場所である「銀座」。
「銀座」とは、江戸時代の銀貨の製造と銀地金の購入などを行う組織のことです。
この地が「銀座」となったのは、1612年に江戸幕府が銀貨鋳造所を駿府城下からこの地に移したことに由来します。1800年に銀貨鋳造所は蛎殻町へ移されるのですが、その後もこの地は銀座として親しまれています。
※蛎殻町へ移転した銀貨鋳造所については 人形町駅 をご覧ください!
それでは、日本一高級な商店街、銀座をご紹介していきます!
■銀座駅■
▲A1出口 ▲A2出口
▲A10出口 ▲B5出口
▲C1出口 ▲C4出口
銀座駅は、東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線が乗り入れています。
1934年、松屋と三越より資金提供を受け、銀座線が開業しました。その後、1975年に丸の内線の西銀座駅(後に銀座駅に改称)が、1964年に日比谷線の銀座駅が、それぞれ開業しました。
銀座線ホームの発車メロディは「銀座カンカン娘」、日比谷線ホームの発車メロディは「銀座の恋の物語」と、いずれも銀座に関連したメロディになっています。
■銀座三越■
所在 : 銀座4-6-16
営業時間 : 10:30~20:00(9F・11F・12Fレストランは11:00~23:00)
銀座三越は1930年に開業しました。
銀座駅直結なのでアクセスしやすく、外国人観光客も訪れます。
■和光 本館■
所在 : 銀座4-5-11
営業時間 : 10:30~19:00
銀座四丁目の交差点にある和光本館は、銀座のシンボルとして知られています。
本館にある時計塔は、1954年6月10日「時の記念日」から、ウエストミンスター式チャイムが鳴るようになりました。正時になる45秒前からチャイムが鳴り、その余韻後に響く第1打が正時を知らせています。
和光では時計をはじめ、ジュエリー、紳士・婦人用品、室内装飾品などを取り扱っています。
■山野楽器 銀座本店■
所在 : 銀座4-5-6
銀座4丁目交差点のすぐそばにある音楽総合専門店。各フロアの専門スタッフが、楽器の購入や修理などの様々な相談に乗ってくれます。
この山野楽器 銀座本店の何がすごいかというと、日本一地価の高い場所であること。
2018年現在で、12年連続日本一だそうです。
ちなみに2018年に発表された公示地価では、1平方メートルあたり5550万円でした。すごい・・・
■松屋銀座■
所在 : 銀座3-6-1
営業時間 : 10:00~20:00
(8Fレストランシティ11:00~22:00、8F松屋トラベルサロン11:00~19:00)
松屋銀座は、1869年に初代古屋徳兵衛が横浜石川町に鶴屋呉服店を創業したのが始まりです。
その後、1890年に神田鍛冶屋町今川橋松屋呉服店を買収・継承し、東京に進出しました。
現在の銀座3丁目で開業したのは1925年。松屋銀座は2019年に、創業150年を迎えます。
■朝日稲荷神社■
所在 : 銀座3-8-10
朝日稲荷神社は、1階の拝殿にあるパイプが屋上の本殿と繋がっているという、ちょっと面白い仕組みになっています。
創建年代は不明ですが、関東大震災で三十間堀の堀底が隆起し神璽が現れたことから、社殿を再建したと言われています。
■GINZA SIX(ギンザシックス)■
所在 : 銀座6-10-1
営業時間 : 10:30~20:30(レストラン11:00~23:00)
※一部店舗により異なります。
GINZA SIXは、2017年に松坂屋銀座店跡地を含む土地の再開発事業として開業しました。
店舗数約240店舗あり、銀座の新名所として日々観光客で賑わっています。
2017年12月には、銀座駅からGINZA SIXに通じる地下通路も開通しました。
■商法講習所■
所在 : 銀座6-10
商法講習所は、駐米日本代理公使だった森有礼が帰国後、1875年に銀座尾張町に創設した商業学校で、現在の一橋大学の起源とされています。
石碑はGINZA SIX前に建てられています。
■汐留遺跡(間知石と切り石・脇坂家手水鉢跡)■
汐留遺跡は昭和通り沿いの銀座東7丁目にある銀座歩道橋の下にあります。
歩道橋を渡った東銀座側にも汐留遺跡が残されています。
※東銀座側の汐留遺跡については 東銀座駅 をご覧ください!
◆間知石と切り石
所在 : 銀座7-13
この間知石と切り石は、大名屋敷の石組溝(排水施設)に使われていたものだそうです。
◆龍野藩江戸藩邸脇坂家手水鉢跡
所在 : 銀座8-13
この手水鉢は、脇坂藩上屋敷の祠の参道に置かれていたもので、汐留地区の再開発のための発掘調査で出土しました。
■マツモトキヨシ 銀座8丁目店■
所在 : 8-12-10
営業時間 : 10:00~22:00
■ドン・キホーテ銀座本館(GINZA NINE 3)■
所在 : 銀座8-10先
■三十間堀跡■
所在 : 銀座8-10
三十間堀は、現在の中央通りと昭和通りの間にあった京橋川から汐留川にいたる人堀で、堀幅が三十間あったことからその名前が付きました。
当時は船宿が並び屋形船などが往来し、大変賑わっていたそうです。
しかし、戦後の灰燼処理のため、1948年に三十間堀は埋め立てられました。
三十間堀跡は、高速道路の脇にあり車通りの多い場所にあるため、訪れる際はお気をつけください。
■芝口御門跡■
所在 : 銀座8-10-8
1710年江戸幕府六代将軍徳川家宣の頃、来日する朝鮮通信使に対し、日本の威光を顕示するために芝口御門が築かれました。
築後15年で焼失して以来、再建されることなく、石垣も撤去されました。
■肉のハナマサ 銀座店■
所在 : 銀座8-10先(GINZA NINE 3)
24時間営業です!
■銀座天國■
所在 : 銀座8-9-11
営業時間 : 11:30~22:00(L.O.21:00)
銀座天國は、1885年に開業した歴史ある有名な天ぷら料理店。当初は銀座3丁目に小さな屋台店として営業していたそうです。
1984年に現在の地に移ったのを機に、割烹 しゃぶしゃぶ 懐石料理など天ぷら以外の日本料理の提供も始めました。
■金春屋敷跡■
所在 : 銀座8-7-11
金春家は、江戸幕府直属の能役者四家(金春・観世・宝生・金剛)の一つで、室町時代より栄えた最も歴史ある家柄だったそうです。1627年、金春家は現在の銀座8丁目あたりに屋敷を拝領しました。
その後金春家は麹町に移りましたが、跡地には芸者が集まり花街として発展したそうです。
現在も「金春通り」や「金春湯」など、金春家の名がこの地の周辺に残されています。
■銀座コリドー街■
鉄道高架下のコリドー街には多くの飲食店が軒を連ねています。
昼間と夜では雰囲気が変わり、夜になるとお酒を楽しむサラリーマンやOLさんで賑わいます。
■泰明小学校・泰明幼稚園■
所在 : 銀座5-1-13
泰明小学校と泰明幼稚園は併設しています。
◆泰明小学校
学区 : 銀座1丁目2~10番、11番1、2号、2丁目2~9番、3丁目2~8番、4丁目1~8番、
5、6、7、8丁目
泰明小学校は1878年に開校しました。開校当初の校舎は関東大震災により全焼し、その後の震災復興事業により建設された現校舎は、東京都選定歴史的建造物に指定されています。
泰明小学校の卒業生には、詩人の北村透谷や小説家の島崎藤村がいます(後述します)。
◆泰明幼稚園
泰明幼稚園は1953年に開園しました。併設している泰明小学校との交流が盛んです。
◆北村透谷・島崎藤村記念碑
前述しましたが、北村透谷と島崎藤村は泰明小学校の卒業生です。
小学校前にある石碑には「島崎藤村 北村透谷 幼き日ここに学ぶ」と記されています。
■数寄屋橋公園■
所在 : 銀座5-1-1
▲若い時計台
数寄屋橋公園は、晴海通りに面した公園です。子供が遊ぶ公園というより、サラリーマンが休憩する広場といった方が合っているように思います。
公園内には、岡本太郎の「若い時計台」のオブジェがあり、公園のシンボルとなっています。
■東急プラザ銀座■
所在 : 銀座5-2-1
営業時間 : 店舗によって異なります。
東急プラザ銀座は、銀座TSビル(旧銀座東芝ビル)の跡地を再開発してできた商業施設で、2016年に開業しました。
江戸切子をモチーフとした外観が特徴です。
■銀座クリスタルビル■
所在 : 銀座4-2-12
銀座クリスタルビルは数寄屋橋交差点角に立ち、銀座のランドマークの1つとなっています。
不二家のネオンサインと曲線を描くガラス張りの外観が目を引く建物ですが、この建物は不二家の自社ビルではなく、不二家はテナントとして入居しているのだそう。
他にもロッテリア 星乃珈琲店 中華料理店など飲食店が多数入居しています。
余談ですが、不二家数寄屋橋店は限定商品を製造・販売しているそうで、不二家全店舗中の売上高トップなんだとか。
■数寄屋橋交差点■
数寄屋橋交差点と言えば、渋谷のスクランブル交差点と並ぶ東京の有名な交差点ではないでしょうか。
ちなみに「数寄屋橋」とは、1629年に江戸城外濠に架けられた橋のこと。現在は取り壊されて現存しませんが、現在も周辺の地域は数寄屋橋と呼ばれています。
銀座周辺は日本一の繁華街というだけあり、独特の雰囲気を持っているように思います。
昼と夜で楽しみ方も変わる大人な雰囲気の街です。
以上、銀座駅周辺の地域情報でした。
銀座エリアの中古マンション 戸建て 土地のご購入、ご売却は
アイテルまでお気軽にお問い合わせくださいませ。